所長挨拶

所長挨拶

こんにちは、作詞・作曲家の坪野竜也です。

ここでは私が今まで何をしてきたのかを、年代別に話すことで私がどんな人物かを知っていただきたいと思います。

作曲家を目指し絶望した10代

中学生の頃、小室哲哉(TMN)のファンになりシンセサイザーに興味を持ちました。

当時小室哲哉がプロデュースしていたYAMAHAのシンセサイダーEOS B500を手にすると毎日のようにTMNやV2の譜面を見ながら打ち込みをしていました。

やがて自分で作曲するようになるのですが、数年すると自作曲に違和感を覚えるようになり、音楽には理論があるのだとなんとなく気づきました。

作曲家になると決めた頃から当時通っていた工業高等専学校には行かなくなり、結局中退しました。

そして某大手自動車工場で期間従業員として半年間働き入学資金を貯め、当時音楽雑誌などに広告を出していて有名だった2年間制の某音楽スクールに入学しました。

ですが、学校に馴染めず半年後には通わなくなり、1年で辞めました。

何を知らないかを知った20代

20代の頃は書店員を10年ほどしていました。

日本でも最大級の大きさを誇る書店には毎日たくさんのジャンルの本が新刊として入荷しています。

そのたくさんの書籍をどのジャンルの売り場に卸すかを決める部署で働いていました。

漫画から経済書、医学や工学などの専門書まで、あらゆる知識が集結する場所で狭くて汚い倉庫の一角で、自分が何を知らないのかを知り、知らないことを勉強した10年でした。

再び作曲家を目指した30代

10代の時に目指していた作曲家を20代で諦めましたが、もう後戻りできないと気づいた時に再び作曲家を目指したくなりました。最後の挑戦として30代で音楽専門学校へ入学しました。

そこではパソコンを使ったDTMという作曲方法を知り驚きました。

パソコンを持ったことのなかった私は、この便利なツールに毎日驚きと感動を覚えながらパソコンの使い方と作曲技法を必死に勉強しました。

ここで過ごした4年間は寝食を忘れるほど夢中で勉強し本当に充実した最高の時間でした。

その甲斐あってか素晴らしい人たちに囲まれ、また運に恵まれたこともあり在学中から劇伴・歌モノ作曲家として活動を始めることができました。

世界は広いと知った40代

作曲家は劇伴・歌モノ問わず作業場からなかなか外に出られないものです。

健康のためにフィットネスクラブに通うようになってから、音楽だけでなくフィットネスにも興味を持ち始めました。

初めはジムでトレーニングするだけでしたが、次第にトレーナーという仕事に興味を持つようになり、作曲家として活動する傍ら40代でフィットネスインストラクター、パーソナルトレーナーとしても活動するようになりました。

オリジナルのスタジオプログラムやアクアプログラムの開発も行う中で、フィットネスと音楽の親和性の高さを感じ、フィットネスのための音楽制作も行うようになりました。

フィットネスという全く違う職種に触れ、音楽関係者だけでない、たくさんの人とも交流をすることで新たなビジネスを作り出すことができ、また人間としての幅も広げました。

常に挑戦する

生まれてから40歳までちゃんとしたスポーツも運動もほとんどしてこなかった私ですが、40代になって世界一過酷な障害物レースSPARTAN RACEにも挑戦するようになりました。

そして入賞が当たり前になるまでに体も心も強くなりました。

国内外のレースに参加するようになり、たくさんの仲間ができました。

日本一変わった作曲家だと自負しています(笑)。

そして何事も挑戦するのに年齢は関係ないことを知りました。

Age is just a number 年齢はただの番号にすぎない

私の好きな言葉です。

他の作曲家とは違う発想で

作曲家の多くが付き合いがあるのは大抵音楽関係の同業種で、同じような発想を持った世界の関係者ばかりだと思います。

ですが私が深い付き合いがあるのは、前述の通りほとんどが全く違う職種の人ばかりです。

他業種の方と付き合うことは今までになかった新たな発想やアイデア、仕事を産み出す重要な時間だと考えています。

他の作曲家とは違う発想で、クリエイター目線だけでなくリスナーの立場でも物事を考え、Fitした音楽の提供を心がけていきます。

新しい挑戦のためのFits Music Entertainment

この事務所は私の作詞・作曲家としての窓口としてではなく、ずっと密かにアイデアを練ってきて実現させたかった今までにない新たなプロジェクトを成功させるために立ち上げました。

このホームページを訪れた方といつか一緒に挑戦してくれることを願っています。

 

Fits Music Entertainment フィッツミュージックエンターテイメント